原点

専門学校の先生つながりでイラストレーターの授業を一か月請け持つことになって、もちろんイラレに興味ある生徒ない生徒いるけれど、A4タテの真っ白いキャンバスを四角や丸や星でカラフルに埋めていく生徒さんを見ながら、専門学校の頃に初めてイラストレーターを恐る恐る触っていた日を思い出して鼻がつんとした。

絵が描きたい生徒さんがいて、授業が終わると授業の質問ではなく「絵をどうすればイラレで描けるのか」と毎回質問してきて、専門学校に来なくなってしまった生徒を思い出した。彼女たちのような探究者を見ると「授業」なんてものは本当はいらないんだと思い知る。12年前の自分がこれを知っていればよかったと思うことを話した。

与えられた時間はもうあと2週しかない。行く末を見届けることはできないけれど、この人はもう一人で絵が描けるところまで一人で歩いて悩んで、もしかしたら満了のころにはもうできるかもしれない。いつかなにかの雑誌で絵が見れる日を願っている。

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